2012-01-01から1年間の記事一覧

Koto-in

高桐院の庭は、先に拝観した3つの塔頭とは趣が異なった。 楓が中心となっていて、竹や芝生の緑が映えている。 色づいた葉は、秋を先取りするアクセントの役割を演じていた。 Gli aceri sono gradualmente diventati rossi. 野趣に富む庭、小じんまりとした…

Ryogen-in

大徳寺で拝観した3つめの塔頭、1502年に創建の龍源院も、なぜか 人生を考えさせられた。 滹沱底という白砂の庭は、天と地、男と女、宇宙の真理と表現など、 切り離すことができないペアを意味している。 襖絵 「竜の図」 は、ド迫力で傑作だった。 自分の部…

eventi senza di me

きょうは、figliola のピアノ発表会。 Amore との結婚披露宴の時に流した曲のひとつを弾いてくれる。 Chopin の Op. 9, Nr.2 Es-dur、夜想曲 第2番 変ホ長調。 待望のイベントというのに、遠く離れた単身赴任地からは断念するしか なかった。 家に帰った時、…

diottria

きょうの日記は、眼の状態を。 ちょい遅れで、(再手術後) 1週間後検診に行ってきた。 再手術 (10/07) の後は、5m以内は前より少しは見えやすくなっている 気がする。 パソコンは、ギリギリ大丈夫な時があるものの、老眼鏡がないとツラい状態。 smartphone…

Zuiho-in

京都で2番目に拝観したのは瑞峯院。 大仙院と比べると、荒さを感じる庭園だった。 Il giardino di Daisen-in ha un'atmosfera agitata. 独坐庭という名の枯山水は、荒波が打ち寄せても独坐している蓬萊山の 風景を表している、となっていた。 「さわがしく…

Daisen-in

大阪&京都ツアーの第2幕は、LASIK 手術後に移動した3連休中日の京都。 しばらく、京都ひとり旅について書こうと思う。 その1日目は、大徳寺に的を絞った。 室町時代に応仁の乱で荒廃したこのお寺は、一休さんが復興したことで 知られている。 その塔頭の…

NGK

10/06 の大阪、締め括りの evento は 「なんばグランド花月」。 予約無しで向かったチケット売り場、18:45 からの公演は2階席 (4,000円) をかろうじて確保することができた。 Per fortuna, c'erano ancora posti disponibili. めちゃめちゃオモロかった。…

il primo atto

LASIK 再手術とくっつけた先週の大阪&京都ツアーの第1幕は、 10/06の大阪めぐり。 検査で瞳孔が開かれていたので曇り空というのにやけに眩しく感じるまま、 前回と同じく amico の案内で pranzo を求めイタリア料理店 "PAPOCCHIO" へ。 antipasto、pizza、…

iPS

きのう、京都大学の山中伸弥教授がノーベル医学生理学賞を受賞する というニュースがあった。 Complimenti! NHKニュースでは、キャンパスでの学生インタビューが流れていた。 なんと、自分もまさにその日の数時間前にはそこにいたのだ。 京都ひとり旅での…

un giorno dopo

手術翌日の検診結果は、問題無かった。 視力は、右が 1.2、左が 0.9。 これは、6月の時と全く同じ。( → 正直、心配) 日が経って、視力がどちらの方向に変動して落ち着くかは、予測できない と言われた。 Non c'era un problema, ma... 今は、smartphone の…

Cosa fatta capo ha.

きのう、LASIK の再手術をしてもらえるかどうか不安一杯の状態で、 11:00 から検査が始められた。 計り知れない数の検査の中には、当然視力のチェックも。 そこで、両眼とも 1.0 (弱) と言われたので、そのレベルまであると 再手術は無いかも、、、と全身…

lieve urto

motorino で帰宅途中、車との接触事故に遭った。 右腕が車の左ボディにちょい触れただけの事故だったけど、めちゃ恐かった。 Ho avuto un'esperienza terribile. 理由は、”当たり屋” と感じたからだ。 国道で自分の前を走行していたのは、遅めの速度の Merce…

Osaka e Kyoto

この週末は、眼の検査 (瞳孔を開く検査も) がうまくいけば LASIK の再手術。 また痛い思いをするのはツラいけれど、室内での不便さは撃滅させるしかない。 本もパソコンも、近づいても遠ざかってもピントが合わないのは、悲しすぎる。 土曜日の検査で 「再…

andata e ritorno

papà の 49日法要は、家族で郷里へ移動した翌日。 ドタバタながら準備を進めて、土曜日の昼過ぎに無事に法要を終えた。 その夜、車でまたまた移動。 家族でわずか1泊での往復は、初めてだと思う。 Sono troppo stanco. 往きも帰りも、新東名高速道路をフル…

Dowland e Satie

最高気温が30℃を下回る日が多くなってきた。 motorino も bici も、半袖シャツでは寒い。 Recentemente alla mattina e alla sera fa freddino. 昼夜の長さがほぼ同じの秋分の日が過ぎたのだから、しかたがない。 家族と離れての寒さが身にしみる生活では、I…

stato intermedio

今度の土曜日は、父の四十九日法要。 金曜日は会社を休み、家族と合流して車で故郷へ向かう計画。 Posso vedere la famiglia alla fine di questa settimana. 不案内なので、四十九日 ( = 七七日 ) について調べてみた。 亡くなってから 49日間は、死者の…

Dottor Dolittle

週末は、録画しておいた映画の観賞に費やす時間がとれる。 きょうは、「ドクター・ドリトル」 を観た。 小学生の時の自分は読書は苦手だったものの、ドリトル先生シリーズには 魅かれ、読んでみようと奮闘していたことを思い出す。 動物と会話ができるのは楽…

rinvio del movimento

昨日は、東京&千葉に出張だった。 仕事を終え、東京駅に着いたのは18:30過ぎ。 遠いところでも、終電には間に合う時間。 しかし、帰れず。 というのは、大雨の影響で新幹線が運転を見合せという事態だった。 Il tempo era pessimo ieri sera. まずは宿泊の確…

Ikuo Hirayama

figliolo の体育祭があるというのに家へ帰れない3連休、amico が 旅を企画してくれた。 その viaggio は、フェリーでスタート。 到着した島は日差しが強く南欧???、でも Sardegna ではなかった。 Non era la Sardegna, ma ho passato in modo piacevole.…

piano di viaggio

予約していた京都のホテルをキャンセルした。 といっても異動を命じられたわけではない。 考えたくはないけれど10月に単身赴任生活から脱出できなかったら、 京都ひとり旅で癒やされようと思う。 LASIK の検診とできれば再手術をくっつけて。 Vorrei visitar…

speranza fragile

もうすぐ 10月。 人事異動で単身赴任生活にピリオドかもと淡い期待を抱く一方で、 まだ 2.5年なので希望は叶わないような気がする。 こういうことを毎日考えている自分が侘しい。 Non so cosa succede. 天が味方になってくれた場合、残すは3週間。 思い出作…

provincia di Udon

きょうは出張で香川県に行ってきた。 たぶん、香川は生まれて (←かなり経つけど) 初めて。 断言できないのは、悲しいことに年を取って記憶力が鈍化しているため。 Forse era la prima volta che sono andato a Kagawa. うどん屋さんは多かった。 昼食に、…

fare ridere

夏休みに家へ帰った時、7月の大阪お土産を披露した。 figli は好奇心全開だった。 道頓堀の 「よしもとたのむヮ買うてぇ屋」 で購入した薬 (???)。 その名は 「オモシロクナール」。 Il nome della medicina è "diventare comico". 早く飲みたいとか呑…

incontro per caso

8月最後の日、各地で猛暑日というニュース。 とはいえ、少し前まで圧倒的な勢力を示していたクマゼミの声が 聞こえなくなり、ツクツクボウシの時季になってきた。 夜はコオロギ達の鳴き声が元気に。 それもそのはず。 蛍のシーズンと比べると、日の入りは1…

la mia assenza

きのうは figliolo の誕生日。 早いもので、ドイツで生を享けてから13年。 (かなり昔、村上龍の 「13歳のハローワーク」 という本を買ったが、 もうその年齢になったとは!) Che presto! 残念なことに、今回は離ればなれ。 単身赴任となってからも、一昨年…

vestito su misura

papà は、nonno が始めた注文紳士服のお店をしていた。( → 自営業) 自分がサラリーマンであることは、未だに信じられないでいる。 まして、自分が単身赴任になるなんて考えたこともなかった。 学校から帰ると家族が家に居る、そんな温かみが当たり前という…

una settimana

papà の大往生から1週間。 数々のことがあったけれど、よく思い出せないことも多い。 きのうは Amore が体調が良くないと言っていたし、さっき mamma に 電話したら気分が悪く寝込んでいるとのこと。 体力的&精神的に、誰もが無理をしすぎていたのだと思う…

rito funebre

通夜、葬儀、その後と慌ただしい日が続いた。 睡眠不足や疲労で、体調はまだ回復できていない。 Non sto bene ancora. 金曜日に知らせを受けて、夜自宅に移動した。 3時間弱の仮眠をとって、早朝に家族 (Amore、figliolo、figliola) で 車で親の住む家へ向…

papà

今日の午後、papà は酸素吸入を始めた、とmamma より連絡があった。 血圧が51まで下がったという情報も。 あれこれ考える間もなく、一時間も経たないうちに、息を引き取った という電話を受けることになった。 Addio... 夏休み明け初日の仕事はどたばたして…

spettro e yokai

遠出をすることがないまま、夏休みは明日が最終日。 そういう日々でも、なぜか毎日疲れてグッタリ。 Mi sento stanco ogni giorno. Eテレの英語番組のひとつは、先週のテーマが 「妖怪」 だった。 英語では適切な言葉がないらしい。 ghost でもなく monster…