Ryogen-in

大徳寺で拝観した3つめの塔頭、1502年に創建の龍源院も、なぜか
人生を考えさせられた。
滹沱底という白砂の庭は、天と地、男と女、宇宙の真理と表現など、
切り離すことができないペアを意味している。
襖絵 「竜の図」 は、ド迫力で傑作だった。
自分の部屋にあの襖絵は遠慮したいが、たまに観るのはイイ刺激に
なると思う。
Mi piace il drago.


5つの庭園の中には、日本最小の石庭、東滴壺もあった。
何事をなすにも小さな自己を捨て、思い切ってぶつかれば必ず何事も
成就する、とこの庭は物語っている。
全てが思い通りになれば、どんなにいいことか。
Tutto andrà come sperato?