lotta vergognosa in treno

この前、朝の通勤電車で、醜いシーンがあった。
座席の奪い合い。
自分のすぐ斜め前で、二人の男性がひとつの座席を競り合い、そこに険悪な
雰囲気が漂った。
立ったまま憤怒の形相で睨み合った後、40歳くらいの男性が着席、
50歳くらいの男性がその前に立ち 「そこまでして座りたいか」 みたいな
嫌味のつぶやきを連発。
それから、50男が頭上の荷物棚からビジネスバッグを取り出す時、
それを落下させながら座っている 40男の体にわざと当てていた。
そんなことをして立ち去る 50男に、「オイ!オイ!」 と40男は吠え続ける。
座ったままでの抵抗だったので、幸いにも喧嘩には発展しなかった。
判定は難しいけど、わずかな差であれ座れるポジションを奪えていた人に
その権利があると思うし、もう一人のほうは潔く 「譲った」 ように
振る舞えばイイと思う。
Due uomini si sono contesi un posto libero in treno.


朝はとにかく座席を確保したい、というのは痛いほどわかる。
そのためには、席が無かった場合に電車を次に見送れるようにするしかない
→ 今年はできるだけ、今までより 15分早いバスで駅に向かうことに
している。
(早く家を出ることと早く会社に着いてしまうことは残念だけど)
自分のケースでも、空席のところにたどり着いて座ろうとした時に、
押し退けられてしまった経験は何度もある。
その相手が、自分より完全に年下の女性だったこともあった。
惨い人を見ると、残念に思える。
平和でありたい、とつくづく感じる。
Chi la dura la vince.