trasferimento all'ospedale

きのう mamma から電話があり、nonna が腸閉塞で入院するとのこと。
あと二ヶ月で 98歳という高齢、どういう治療になるのか。
特別養護老人ホームから病院への引越しで大変、と mamma は慌ただしく
焦り気味の口調だった。
そんな独り暮らしの mamma に手を貸せない現状、息子としてこういう
ケースはやけに心苦しい。
遠くないところに親戚がたくさんいてくれるとはいえ、いろいろ気になる。
交通事故も詐欺も、それから健康も。
特に、mamma がひとりでいる時、何かあった場合にヘルプを発信できるのか?
という点。
Mia nonna si fa ricoverare all'ospedale.


今年は、加害交通事故 (相手にも過失有り) を起こしているし、小額ながら
代引き詐欺の被害にもあっている。(電話で相手が強い口調だったために、
恐怖心が生まれてしかたなく支払うことにしたという)
それらの知らせを聞いたときには焦ったし、すぐにそばに行ってあげられない
自分が腹立たしかった。
それにしても、しっかり者以外の何者でもない性格 (だった) というのに。
よく考えると、自分が大学のために家を出てから 30年近くの間、mamma が
最年少という家族構成で暮らしていることになる。
年寄りだけでの生活にさせてしまったことは、進学&就職でしかたがない
とは言え、そういう状態で暮らす日々は想像できないし申し訳ないと思う。
昔から、自分は祖父母もいる家庭で育てられ、恵まれていると誇らしかった。
今は親が遠くで全くの様変わり。
人生は、こういうものなのかもしれない。
La lingua batte dove il dente duole.