specie a rischio

きのう、コクワガタを雑木林に返してきた。
昆虫ケースでコクワガタを探していた時、2つの喜びに遭遇。
1つは、クワガタではない甲虫がその中で生活していたこと。
あの幼虫が???
2ヵ月くらい前、Tina と散歩をしている時、歩道を背泳ぎの動きで懸命に
移動しているコガネムシ系の幼虫を見つけたので、持ち帰ってきていた。
(そのままにしていたら、路面の暑さに打ちのめされていたかもしれない)
その幼虫が、クワガタと一緒に生活しながら、無事に成虫になったのだ。
イイことをしたようで、何だか嬉しい。
図鑑で調べたところ、”シロテンハナムグリ”。
玄関で、元気に外界へ飛び立ってもらった。
もっと頻繁にチェックして、蛹の状態も観察しておきたかったと思う。
Ho salvato la vita a una larva.


もう1つは、ヒラタクワガタがいてくれたこと。
飼っていた中で図体が大きめのコクワガタがいると感じていたものの、
暗い時にしか見ないのでしっかり確かめてはいなかった。
真昼間に目を凝らしてみて、大きな内歯の位置がコクワガタとは確実に違う
ことにようやく気付いたというわけ。
東京 23区でも神奈川県でも 「絶滅危惧Ⅱ類」 に分類されるヒラタクワガタを、
久しぶりに身近に感じることができて満足できた。
Quello lucanidae viene classificata di "VU".


諦めかけていたいたノコギリクワガタ(東京 23区では 「準絶滅危惧」)も、
2度とチャンスは無いと思い込んでいたタマムシ(東京 23区で 「準絶滅危惧」、
神奈川県で 「要注意種」)も、この夏に少なくとも4回は目にすることができた。
意地になって何度も雑木林に足を運んだ結果、クワカブの目撃総数は、のべ
150匹近くに。
こういう環境が永遠に続くことを切望するし、そのために自分ができることは
何かないかと考えてしまう。
Vorrei fare qualcosa per proteggere l'ambiente.