"Fear in Painting" all'Ueno Royal Museum

きょうは、amico と上野の森美術館に行ってきた。
異常なほどの人気の "怖い絵展"。
覚悟していたとおりの大行列で、140分待ちだった。
(午前は、200分待ちとなっていた)
Abbiamo dovuto aspettare più di due ore per entrare la mostra.


最も時間をかけて観たのは、『レディ・ジェーン・グレイの処刑』
(Delaroche) だった。
大きな斧よりも恐怖を感じる床に撒かれている藁、
首置き台へと導く聖職者のささやく姿、
覚悟を決めて従容と死につこうとしている 16歳の悲劇的美少女。
気が付くと、その場にいるかのような気分になっていた。
Ho guardato "The Execution of Lady Jane Grey" per lungo tempo.


今回の展覧会の中で、家に飾りたくない怖い絵、言い換えると
画の背後から語りかけてくる (心霊現象が起こりそうな) 作品といえば・・・
『不幸な家族』(Tassaert) と 『発見された溺死者』(Watts)。
前者の肌や火鉢、後者の海と空、それらを筆頭に
なんとも重苦しく怖い色使いだった。
想定外の収穫は、大好きな Munch の作品 ( 2点) を観賞できたこと。
C'erano anche due quadri di Munch.