addio, mio motorino!

きのうは、心配していた nonna が回復して退院 (→特別養護老人ホームへ)
できたという連絡があった。
そんな日に、突然の災難が自分に舞い降りて来てしまった。
ジョギングの前に Terrace Mall に寄ろうと motorino で走行していたら、
もうすぐ到着というところで、スロットルを開けてもスピードが出ないし、
それどころかどんどん減速してしまう。
ブレーキがもどっていないのでは?と思い停車して後輪を見てみると、
無情にも白煙が。。。
移動させようとしても、ブレーキがロックしていてビクともしない。
動かせるようになるまで時間をおいてから、その近辺のバイク屋さん Amore に
調べてもらい、後輪ブレーキを使わずに運転してなんとかたどり着いた。
ブレーキワイヤーの破損という診断結果。
部品の取り寄せが必要なのですぐには修理ができないということだったので、
そのお店を去ることに。
その条件として、左手がブレーキレバーを引いてしまわないよう、ひたすら
注意が必要な運転を強いられてしまった。
Purtroppo il freno del motorino si è guastato.


帰りは、江の島とえぼし岩を視界に入れながら、青空のもとスロージョギング。
気温は低いというのに、夏気分のシーンのために長袖Tシャツ1枚で走ろう
という気にさせてくれた。
そんな海モードで汗をかいたというのに、残念ながら暗い気分を払拭する
ことはできず。
その後、修理を依頼しようと motorino を購入したお店に寄ってみた。
そこで、衝撃的なコメントを聞くことに。
フロントのサスペンションも故障しているので、ブレーキと合わせると
かなりの料金がかかる (=買い替えがベター)という悲しい知らせだった。
Anche la sospensione anteriore...


昨晩から、お値打ちな motorino をネットで検索したり、電話でも何店か
問い合わせをしたり、徹底的に調べとにかくベストを尽くした。
後悔はしたくないという思い。
午後、遂に決心がついた。
お店に出向いて、購入の手続きをすることに。
約 10年もの間愛用していた motorino とは、これでお別れとなった。
今までよく活躍してくれたので、感謝している。
その一方で、計画外の出費のために気分はドン底の状態のままで、回復する
ことはなかった。
慰めてくれるのは、家へ帰った時の愛犬 Tina のお迎えジェスチャー
いつもどおり、体フリフリで喜びを表現してくれる。(←そう信じたい)
Sono giù di morale tutto il giorno.