Konchi-in

京都ひとり旅の2日目 (10/08) は、鴨川沿いの散歩からスタート。
片付けられつつある納涼床を眺め秋を実感しながら、四条から三条を
のんびり歩いた。
朝の空気に浸った後、ホテルをチェックアウトして、南禅寺方面へ。
Ho fatto una passeggiata lungo il fiume Kamo.


まず拝観したのは金地院。
歩いて観賞する庭は、多方面から和を感じられる趣があった。
特別名勝の鶴亀の庭も、東照宮の天井に描かれている狩野探幽の龍も、
鯉だけではなく亀も寄ってきてくれる池も。
C'erano non solo carpe, ma anche tartarughe nello stagno.


金地院に、珍しい猿の襖絵があることは知らなかった。
長谷川等伯の 「猿猴捉月図」 は、予約 (6回/日) が必要だったので
観れなかったが、受付の方にお話を聞くことができた。
池に映っている月を取ろうとする猿が描かれていて、これはできないことを
しようとする例えだそうである。
この重要文化財は、美術系の学生が観に来ることが多いらしい。
その日は、東京芸術大学の18名をはじめとした複数のアート系大学の
団体が訪れるということだった。
La pittura della scimmia sui fusuma è rara.