tutti e due lo conosciamo

冬休み明けの今週、早起きの毎日がスタートし、
かなりツラかった。
行きも帰りも、電車では耐え難い眠気。
せもてもの救いは、寒さがそれほどではなかったこと。
ニュースによると、1月に東京で最高気温が
3日連続で 15℃を超えたのは、1979年以来ということだった。
冬でもこの気温なら許容レベルとは思うけど、
今冬が異例なだけで、そう甘くはないらしい。
Questo inverno, non fa così freddo.


今、読んでいる本は、重松 清の 『季節風 冬』。
重松 清は、人生は思い通りにはいかないもの、
いろんな困難がある、という 「そうだよね」 と
頷きながら読めるストーリーが多い。
柔らかいトーンで書かれていて、とても読みやすい。
この本もそのタイプ。
今回の短編集の中にも、自分と同じ境遇の話があった。
自分ら家族とは遠く離れたところで、たった一人で暮らす母親。
元気だと強がってくれてはいるけど、本当はどうなのか心配。
距離があるので、病気やケガなど万が一のことが起こっても、
すぐには何も力になることができないというとんでもない現状。
(頼りにならない息子=自分)
お互いそれはわかっていても、何も動こうとはしない。
考えたくないほど難しい。。。
Mia madre e io conosciamo una grande problema.